成人矯正・前歯部反対咬合・組織誘導再生・インプラント


審美歯科 歯列矯正 歯周病 顎関節治療



この方は、当初歯周病の治療のために来院されました。

大変ストレスのかかるお仕事をされている方で、ヘビースモーカーの方でした。

たばこを吸わないとやってられない感じで、「禁煙してください」とは言えない雰囲気でしたね。

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上の写真が術前のレントゲンですが、右上7、左下7は動揺が強く、右下はそれまでないにしても揺れていました。

左上7についてはすでに欠損していました。

おそらく、この原因は、タバコによる歯周病と歯並びが原因と考えられました。

タバコをやめていただくことと、歯ぐきと骨の再生をすることでもなんとかはなるかと思われましたが、

タバコをやめるくらいなら「死んだ方がマシ」ということでしたね。

ですから、歯周再生療法とインプラント、そして矯正治療をさせていただきました。

治療を開始したのがほぼ還暦のころですね。

 

話はそれますが、成人の方で矯正治療をオススメすると「いまさら」と言われる方がおられますが、歯を残すために矯正治療をするという考え方をほとんどの方がご存じでないが残念です。

歯科の専門誌では、歯を残すための専門医の手段としてやはりインプラント、矯正、噛み合わせ、再生療法、精密根管治療は欠かせないアイテムなんですけどね。

 

ということで、この方の場合、揺れている奥歯を固定しながら、再生療法をしていったわけです。左上はインプラントですね。

そして再生療法と全体的な歯周病の状態が安定してきたころに矯正治療を開始しています。5328.mp4_000072346

上の写真はある程度、矯正治療が進んできたころの写真ですが、たばこのせいでヤニだらけではありますけどね。

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上の写真は歯周再生療法、矯正治療、インプラント治療が終わった状態の写真です。

このころもタバコはたくさん召し上がっておられました。やめる気はないということでしたが、今後がちょっと心配ですけどね。


[更新日時] 2016年5月31日 ★ category : 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


成人矯正・ガミースマイル・矯正インプラント・抜歯・顎関節症


歯列矯正 顎関節治療



」この患者さまは、当初上の前歯の突出感とガミースマイルを気にして来院されました。ガミースマイルというのは、笑ったときに上の前歯の歯ぐきが見える状態とのことですね。

今、こういう方はとにかく増えていますが、上の歯列自体が下向きに伸びすぎている状態なんですね。

それと同時に、下の顎が後ろに下がってしまっている状態です。

案の定、この方も顎関節症でした。

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通常なら、顎関節症はほとんど無視した状態で矯正治療されることが多いようですが、当院では、顎関節症の患者さまの顎位関節症の状態を矯正治療と+αの方法を用いて顎関節症も治療しています。

「顎関節症は治さなきゃいけないですか?」とインターネットの掲示板でも以前質問がありました。

しないといけないわけではないですが、後になって困られるのは、その患者さまご本人ではあります。

ただし、現在の歯科、医科の常識では、私が行っています治療については、科学的根拠を立証する研究があまりまだありません。ないからといって「嘘」ではなく、複雑で難解であるためにほとんどの歯科医師がそっぽを向いてしまう現状なんですね。

一生懸命患者さまの不快症状と向き合って「何とかしたい、本当のことが知りたい、何が原因なのか解明したい」と思っている歯科医師は、います。

純粋な医療人ですね。こういった先生方は、なんとなくそうかもとご存じな方もおられます。

ただし、治療法をご存じで、実践できるかと言えば、NOというのが今の歯科界の現状でもあります。

中には、科学的根拠がないからと言って真っ向から否定している歯科医師もいます。

歯チャンネルなどのサイトはその温床ですね。残念ながら、、、

また脱線してしまいましたね。

戻しましょう。

さて、この方の治療のテーマは出っ歯感、そしてガミースマイル、そして顎関節症です。

出っ歯感を治すためには抜歯して上下の歯を引っ込めること、そしてガミースマイルについては、上下の歯列の平面をもっと上向きに3次元的に変えてあげること、そして顎関節症については、下の歯列を引っ込めながら、顎は前に出して、この方の本来の顎の位置を探しながら下の歯列の排列を上に合わせていくことなんですね。

一口に言いますが、これは矯正ができるというレベルでは到底無理な治療です。

まあ、顎の位置を探すのがどれだけ大変な作業かですね。

また、その位置の歯列を持っていくというのがどれだけ至難の業かです。

最初にこの概念を理解したときに、私は気が遠くなりそうでしたからね。

ということで、

まずは、出っ歯感を取るわけですが、その前に上下の歯並びのデコボコをある程度フラットに並べる作業ですね。5042.mp4_000015781

レベリングと言いますが、それが終わるとだんだんとワイヤーのサイズを上げながらガミースマイルを取っていく準備に入ります。

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上の前歯を顎の骨に押し戻すために糸切歯だけを後ろの歯にカッチカチにくっつけるまで動かします。

これは写真にも書いてありますが、犬歯のリトラクションと言います。

この時点でもすでにいくらか前歯の咬み合わせが浅くなっていますが、上の6歳臼歯の前で、根っこのあたりにインプラントを埋め込んでいます。

このインプラントを固定源として後ろにグワーと引っ張っているわけですね。

そうすると同時に前歯自体も持ち上げられるような力がかかることで前歯が押し込めらているわけです。

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抜歯した上下の小臼歯の分の隙間約8ミリがすべて閉鎖して糸切歯の前に隙間ができている状態です。

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ちょっと噛み合わせが深くなっていますが、ここから上の前歯をグワーとインプラントも使って引き揚げて言ったわけですね。

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この時点で、すべての隙間が閉じているわけですが、上の前歯は、顎の骨の中に押し込まれながら後ろに下がっていったわけです。

この時点で、下の顎はかなり前にでています。顎関節が治ってくると患者さまの姿勢が良くなってきますのでなんとなく傾向がわかるわけですが、ここから、まだわずかなずれを発見しては修正を繰り返すわけです。

歯が排列しているというのはどういうことなのかをまず、忠実に再現していきます。

そして加齢によって使いこんでしまって咬耗あるいは摩耗した歯の接触ポイントを確認しながら排列の調整を繰り返していきます。

どうしてもこちらの思惑通りに動かないことはあります。

たとえば、仕事柄、、、の癖というより姿勢などはどうしようもありません。

このあたりは、探りながら、その条件の中で一番いい位置を探していくわけですね。

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前歯の噛み合わせが若干浅すぎるように感じられると思います。

これは、オーバーコレクションというやつです。

こういった顎関節症の患者さまは管理を怠るとすぐに噛み合わせが深くなってしまいます。

そうするとまた悪循環の繰り返しになりますので、前歯の噛み合わせをわざと浅くしておくわけです。


[更新日時] 2016年5月10日 ★ category : 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


上顎前突 成人矯正 上顎46抜歯、下顎4抜歯


▼治療別 審美歯科 歯列矯正



この方は、初診から矯正治療による上顎前突治療をご希望されて来院されました。

普通に難症例です。通常なら上は第一小臼歯を療法抜歯してなるだけ前後的なギャップをなくす程度の治療になるでしょう。

ですが、第一小臼歯の幅は約8ミリです。その全部のスペースを使って前歯を下げたとしても、この方の場合、上下の前歯のギャップが1センチを優に越えていました。ですから、他の対策を考える必要があったわけです。

また、こういう方の場合、上のみ抜歯するパターンがほとんどです。

通常なら矯正医は、患者さまが「顎関節症があります」ということを言われた時点で、大学病院の口腔外科にまず顎関節症の治療を紹介します。あるいは、当院ではできません。という話になります。

私が考えるに、顎関節症は単体で治せるものではありません。おそらく矯正治療+顎関節症の治療ですべてが完結します。

あとは、その完成度に歯科医師の技術と患者さまの協力の度合いが関与しています。

脇にそれましたが、本題に戻します。

さて、この方の場合は、前歯で1センチ+アルファのずれ、奥歯の前後的なずれが約8ミリずれていました。

上だけ小臼歯を2本抜歯しても上下の前歯のギャップは埋まりません。

通常、上の小臼歯を抜歯して上隙間を閉じる際には、奥歯と前歯の綱引きになります。当然、前歯が後ろに下がる際には、奥歯は前に来ます。

ですから、どんなに頑張っても前歯が後ろに下がる距離は、約5ミリ程度になります。ということでこれ以外に第一大臼歯を抜歯するわけです。

ただし、それだと奥歯の本数が減ることで咬めなくなりますから、第二大臼歯を第一大臼歯として、親知らずを第二大臼歯として使うということをするわけですね。

最後に、下の小臼歯を抜歯するか否かですが、通常なら上下のギャップをとることだけを考えると下は抜歯をしません。

ところが、それをすると顎関節症がなおりません。

ですからあえて下の小臼歯を抜歯し、無謀かと思える治療を開始しています。

でも、それだけではただ単に無謀な治療ですからインプラントのアンカーを使用して予定の処置を予定通りに遂行するわけです。

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いきなり、上は糸切歯の後ろのスペースがすごく開いていますが、この患者さまが転勤などの関係で2年ほど通院されなったために写真を撮影することができず、再び来院されたときの状態が上の写真です。糸切歯の後ろのスペースは第一小臼歯の抜歯スペース+第一大臼歯の抜歯スペースです。ですから約1・5センチほど開いています。

 

 

 

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この時点で通常の矯正治療患者さまのような状態になっていますね。これなら経験の浅い矯正医でもなんとかなりそうですが、、、

ただし、このあたりで患者さまが妊娠されて上を向いて寝られなくなられました。それも原因して上下の前歯の真ん中があっていません。

 

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この時点では、最終的な噛み合わせの調整をしますが、どうしても一度ついた横向き寝の習慣を変えることができなかったようです。

 

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治療後の写真ですが、やはり上下の真ん中はあっていません。よく見ると奥歯の上下の関係も左がすこし出っ歯の関係になっています。

このあたりの患者さまの生活習慣を変えるところは非常に難しい局面があります。

以前は、あまり言い過ぎて患者さまとけんかになるかもの状態になることがありました。

最近では、最良の治療結果も大事ですが、患者さまの生活習慣を重んじてある程度の妥協点は必要かもと思っています。

 

 


[更新日時] 2016年4月28日 ★ category : ▼治療別, 審美歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


前歯で咬めない高校生の矯正治療・開咬


歯列矯正 顎関節治療



この方は、高校生の男子生徒さんでした。前歯で咬めないということでお母様が連れてこられました。

歯並びはそんなに悪くないんですよね。

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こういう不正咬合を開咬と言いますが、ほとんどの場合、放置されることが多いです。

矯正専門医でも一番治療例が少ないのがこの開咬という不正咬合の状態の方です。当院でもおそらく私が覚えているだけで20例ほどしかないかもしれません。私の26年の矯正医人生の中ではもっとありますが、記憶に新しいのは、やはりそれくらいでしょうね。

それだけ開咬の状態というのは放置されがちなんですね。ある程度ならんでいるからなんですが。

問題ないだろうと思われてしまうわけです。

残念ながら本当に日本では、矯正治療は見た目、審美目的と思っておられる方が多いのが残念でなりませんが、これが実情ですね。

開咬というのは、奥歯が当たっているけれど前歯が咬んでいない状態を言いますが、前歯が当たっていないと当然前歯でモノが咬めません。

よって、前歯で咬むということをしませんから、その分奥歯が頑張るわけです。

そうなると奥歯のすり減るスピードは通常の2倍のスピードなわけです。

すり減りが2倍ということは、その分大根おろしの歯のように切れなくなってくるわけですね。

そうするとその歯に対して力を掛けないと咬めない状態が進行し、歯がわれるという現象が起こります。そして神経の処置をすることになり、神経の治療のやり直し、そして歯根破折、抜歯となりやすいわけです。

 

ただし、こういう方でよくあるのが、「咬めないから咬まない」のサイクルにはいってしまうことですね。

よくあるが、胃腸障害ですね。

開咬の方にさらに多いのがリウマチなどの自己免疫疾患です。

口を閉じることができないから口呼吸が多くなります。口呼吸によって扁桃腺などが常に感染した状態になりやすいこともありますが、どうも自己免疫疾患になりやすいようです。

もともと、開咬状態の方では、顎の骨格とそれに付随する筋肉の機能に問題があることが多くそれによって開咬状態になっていることもありますので、矯正治療と同時にこのあたりも改善する必要があるわけですが、やはりお子さんの内に治療しておいたほうがいいことはいいです。

ですが、成人の方でも矯正治療することによって、いろんなサイドエフェクト的にいい効果が起こります。

この患者さんの治療中です。

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このワイヤーはマルチループといいます

アメリカの韓国系アメリカ人のドクターヤングキムという先生が開咬治療のために考案したワイヤーです。

ワイヤーがちょうどラーメンの器に書いてある模様のようになっていますが、矯正装置それぞれの間を直線でワイヤーが通るよりも長い距離のワイヤーが必要になります。その分歯に対してはゆっくりと弱い力がかかり続けることになります。この画期的なワイヤーのシステムは一時日本でも爆発的に矯正医の中では流行し、猫も杓子もマルチループ見たいな状態になりました。そして、本来開咬のために開発されたマルチループですが、上顎前突や下顎前突などにも利用されるようになりました。

ただ、マルチループさえ入れておけばなんとかなる的な発想も出てきてしまい、マルチループを入れたから(厳密には治っていないのに)治った的な状態も跋扈しました。

私も一時期はたくさん使用していましたが、どうしても安易に使用することによるデメリットも見えてきたため今はほとんど使用することがなくなり、その代わり必要によっては、矯正治療用のアンカーを用いるようになっています。

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上の写真は治療後の状態ですが、前歯と奥歯がしっかり咬んでいるのがお分かりになるでしょうか。

これが、矯正専門医で長くやっている当院の品質になりますが、矯正治療というのはあくまで見た目ではないということがこういうところにあります。

奥歯で咬めなければ、歯並びは戻りますし、他に頭痛や肩こりの原因、あるいは他の病気を惹起したります。

もし、開咬の状態の方がおられましたら、実際、治療を受けて見られるとわかりますが、悪い治療を受けてその検証をするというのはあまりに不経済ですし、自分の体を実験台になんてできないですよね。


[更新日時] 2016年4月13日 ★ category : 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


前歯で咬めない人の矯正・右下7欠損 ・移植


歯列矯正



この方は、遠方から来院されていた方です。ずいぶん前に治療させていただいた方ですね。

最初から矯正治療をご希望ということで来院されたわけではありませんが、虫歯の治療が終わったころに歯並びの良否によって咀嚼の効率が違うことや歯の持ちが違うことをご説明した結果、矯正治療をさせていただけることになった方です。

もともと上下の前歯が咬んでおらず、周りから見たら咀嚼が大変だろうなと思う感じなんですが、ご本人は最初からこの状態なわけでして咬みにくいからという感覚は一切お持ちでなかったですね。

 

ただし、他は親知らずまであるのに右下7が欠損しておられて困っておられることはありました。まだ20代中盤だったようですからさすがに大丈夫かなと心配になっておられたようですね。

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上の右側の写真で向かって左側の一番奥の歯はダミーになっているのがわかりますでしょうか?これは、延長ブリッジといいましてほとんどの場合手前の2本を削って延長の歯を後ろに作っているものです。これは一応保険治療ではよくやる方法ですが、手前の6歳臼歯が歯根破折を起こす典型的な例ですね。

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また、この方の場合、左上の小臼歯をすでに抜歯されていました。隙間はきれいに詰まっていますから、おそらく永久歯の交換の時期に永久歯の萌出するスペースが不足してべろ側に萌出してしまったものと思われますね。上の写真の右側の歯列になりますが、糸切歯の後ろに小臼歯という小さめの奥歯が2本あるはずなのに1本しかありません。

これは、ほとんどの場合、乳歯のときに大きな虫歯を作ってしまって早く抜けてしまったときに後ろにある6歳臼歯が手前によってしまってまるまる1本永久歯が生える隙間がなくなってしまうというのがよくみられるものです。

いずれにせよ、べろ側に永久歯がポコンと生えてくると邪魔でしょうがないので抜歯してしまうということがよくあるわけですね。

ですから、この方も場合は歯の本数が左右上下でちぐはぐになっていて噛み合わせのバランスはかなりずれているのがわかります。この状態を長く続けることでカラダは悲鳴を上げ出すわけですね。

すぐには症状はあらわれませんが、結果としてひどい頭痛だったり、肩こり、首こりに始まって膝の痛みや自律神経症状などといった困った症状に見舞われることになりますね。しかも、それを医療機関で医師に訴えてもほとんどの場合、検査結果は正常で対処の方法が見つからないということになります。

この方の場合は、そういった状況やその後のカラダのバランスを考慮すると前歯を咬ませることが必要で、奥歯の前後関係を合わせてしかも歯の本数を左右上下合わせる必要があったわけですね。

親知らずがあったわけなら右下に持ってくることはできないのかと思われる方もおられるかもしれませんね。

ですが、抜歯してからすでに期間がたっていることで顎の骨がやせてしまい、親知らずの大きな根っこを受け入れられるほどの骨の幅ではなくなってしまっていることで親知らずの移植ができなったわけです。

 

選択肢としては、インプラントしかないわけですが、歯の本数を合わせるという命題と前後的な奥歯の位置関係を合わせるという命題を同時に考慮すると抜歯して本数を合わせるときにその抜歯した歯を欠損している右下7に移植するという選択肢が浮かんできたわけですね。

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結果として互い違いに存在する親知らずは抜歯し、小臼歯は上は右だけ抜歯、下は左右抜歯しましたが、右側の抜歯した小臼歯は右下の6歳臼歯の後ろの骨に穴を掘ってそこに埋めたわけですね。上の写真で左側の週臼歯が抜歯されているがわかりますでしょうか。また、下の写真では、左から3番目の歯がありませんが、その歯を抜歯して、一番左側に顎の骨に歯根をおさめるための穴を掘って埋めています。

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下の写真で左側の一番奥の歯が移植した歯です。ちょっと小ぶりな歯が入っていますよね。インプラントという選択肢を考えるよりも自分の歯ですからなじむの早いですし、絶対にインプラントよりもよい選択肢であることに間違いありませんよ。

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[更新日時] 2016年3月29日 ★ category : 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


インプラント治療・審美歯科・咬めるところがない・歯根破折


インプラント 審美歯科 歯列矯正 歯周病



この方は、ご親戚のご紹介で来院された方です。初診時60代後半でした。

上下の前歯以外は上下の奥歯がすれ違い状態になっていました。

唯一、左下の奥にカンチレバー状態で伸ばした偽歯が上の奥歯と咬んでいました。

右上が全くないためどうしても左で咬む習慣があられ、それがもとで初診の状態では、左上の糸切歯が折れた状態でした。

通常は、この状態で来院される際、その糸切歯をなんとか残せないかという話になるでしょうが、私が考えるになんとかその歯を残したところで、近い将来、また不具合で出てくるのは、目に見えています。

この方は、インプラントを含めた全体のバランスを考慮した治療を受けられたご親戚のご紹介で来院されましたので、最初からある程度知識を持っておられました。

そこで、しっかりした治療を説明し、治療にはいっています。

本来なら、奥歯12歳臼歯のところまで必要ですが、経費を考えてなんとか第1大臼歯(6)までの歯とするべく治療を進めました。

右上は当初7654と欠損、左上は、456と欠損、その代わり78はある状態、左下は7欠損、右下は7欠損の状態です。

その状態から左上3が歯根破折をしていたわけです。また後日判明したことですが、左下6はやはり後ろに延長した(カンチレバー)ブリッジのせいでこちらも歯根破折していました。

 

結果、右上654をインプラント治療、そして左上に346インプラント、そして左下6にインプラント治療を行っています。

インプラントの仮歯が立ち上がったところで矯正治療を併用し、ご自身の歯の排列のバランスを取り、仮歯で咬みあわせのバランスを取って最終的な歯を作成しています。

この方も治療後何年も経過していますが、大変喜んでおられます。

 

余談ですが、去年の日本矯正歯科学会でアメリカの高齢者歯科の話を聞きました。アメリカの高齢者歯科というのは、本当にいつ亡くなるかわからない状態の方が来院されるそうで、歯が取れたとかということが主訴であることがほとんどだそうです。歯科医の側では、理想的な治療よりも「とにかくその場でなんとかする」治療とは言えない。修理に似た治療をするそうです。

 

私はなんか見た光景だなと思って頭をめぐらしてみると、普通に日本の歯科でよく見られている光景だなと思いました。

当院の副院長が主にそういった治療を手掛けています。

 

本来ならきちんとした治療をしたほうがいい患者さまでも、それを勧めてもなかなか腰が上がらない患者さまが多くその場でなんとかする、またはその延長線上の治療が多いようです。

 

厚生労働省の統計で、日本人の多くは50歳前後で1本目の歯を喪失するそうです。

これはあくまで平均ですので、これより早く歯を喪失している方もおられれば、それよりももっと歯が丈夫な方もおられるわけです。

歯の治療が嫌で仕方がない方、歯が取れたとかいう理由がない限り歯科に通院しない方こういった方々は、若いうちからときどき治療をしていって50歳くらいで、治療が不可能な状態になって抜歯を選択せざるを得ない状態になるわけです。

 

また、この50歳前後でしっかりした考えの歯科医師との出会い、治療との出会いを果たした方だけが、いい状態で年を重ねることができるということが統計のデータからも実はわかっている話なんですが、なかなかみなさん耳を傾けていただけないですね。

 


[更新日時] 2016年3月10日 ★ category : インプラント, 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


包括歯科治療・矯正治療・インプラント・暫間インプラント・審美補綴・歯牙移植


インプラント 審美歯科 歯列矯正 歯周病 虫歯治療 顎関節治療



この患者さまは、初診時右下の⑧765④③ブリッジの支台歯である右下4の歯根破折による
違和感を主訴に来院されました。
その部位の治療については、義歯かインプラントという選択肢しかないことを説明しました。
しかし患者さまは納得されず、脱離したブリッジをそのまま装着して帰宅されました。
後日、当院を紹介された方と話をされたようで包括的な治療をしたいという申し出をうけました。

この方はの問題の原因は、歯列にあります。特に東洋人はグラインディングタイプの咀嚼をしますので前歯の被蓋関係に問題がある方は、必ずこのような問題に陥ります。
このときに、問題の起こる原因である歯列の問題を解決するか否かが不のスパイラルに突入していく
か否かのカギになります。

前歯の正常な被蓋関係がないことにより、奥歯の咬耗はどんどん進行します。
そしてコンタクトのカリエス、歯のマイクロクラックによるカリエスの進行、もしくは
インレーの脱離に象徴される2次カリエスが頻発していくことになり、抜髄、根管治療
そして歯根破折が起こってきます。

日本においては、皆保険制度のおかげでいつでも格安で治療が受けられる安心のためか
予防するという概念が乏しい国民です。
そのため、他のOECD諸国と比較して20分の1から30分の1という治療費にもかかわらず
国民の歯科医療費は他の国と同じくらいの額になっています。

多くの方がせつな的な治療をなんども繰り返し、壊れては治療することで最終的に問題の原因を解決できないまま歯を喪失していくというスパイラルから抜け出せないでいます。

Chief complaint of the patient at the first time visit was uncomfortable feeling of lower right tooth.
This was due to the⑧765④③bridge(lower right side)which was supported by this tooth.
The reason for her uncomfortableness was perhaps the root fracture of lower right first premolar caused by excessive occlusal force.
We thought that the treatment options that would the patients may choose implants or dentures.
In spite of our advice, hope of the patient was not in it.
I told the patient that way, but the patient did not consent.
The patient seemed to believe that there may be other alternatives in the treatment of method.
The patient without any active treatment, and wished to mount an incompatible old prosthesis.
But a few days later, the patient came to our office again to hope comrehensive teeth treatment.
she seemed to believe the advice of person who introduced her to our office.

The cause of this patient’s problem was the irregularity of teeth alignment and the bite.Especially chewing of a lot of Asians is grinding type chewing cycle.
If they have the problems of anterior teeth guidance, they will have always these kinds of problems.
We have seen many such examples. So it becomes always so.
They will wander into a spiral when the problems are not resolved.
Whether or not the decision to treat the alignment of teeth is the important select in defense for not fall into nagetive spiral of oral health.
If there are’nt appropriate guidance of anterior tooth, so molar tooth will have so much attrition.
Teeth contact caries, caries progression caused by microcrack, inlay detachment with second caries and so on, these will occer so often.
After all, they have to have pulpectomy, root canal retreatment, and will have root fracture.
In Japan, thanks to the system of the public health insurance for the whole nation, all of us can have tooth treatment.
On the other hand, we would consider any time at ease, so cheap.
Then the preventive concept of Japanese nation are so poor that Japanese medical expenses have continued to increase.
Therefore in spite of treatment unit price is cheap,for example, from a one-20th to a one-30th compare to the treatment fee of other OECD contries, total dental cost of nation has become surprisingly equal to the countries.
Many Japanese people having makeshift treatment again and again, then the teeth are broken again and again.
Most people can’t go out from negative spiral of missing teeth, because treatment remained the cause is not solving teeth problems.

 

こちらの動画については、英語での説明を行っております。

当院の歯科治療に興味を持たれている外国の方がおられるようでしてより理解していただくためです。

海外、特にOECDの他の諸国では、日本よりも予防に対する考えが徹底しています。

上記のように歯の治療には費用がかかることを知っていること、医療全般もそうですが、ご存じなわけです。

日本では、皆保険制度のおかげで治療費が極端に安くなってしまっています。

その影で日本人には予防という概念が欠落しているともいわれます。

歯科医師のレベルも低くなってしまうのは当然のことでしょう。

残念ながら歯のおかしくなっていく原因よりも利益を重視している歯科医院が多いのも確かです。

患者さんがたくさん来ている病院だから、とても優しい先生だからと受診する方がいますが、本当にそれであなたの歯と健康が守られていると思いますか?

私は、誰がなんと言おうと考えを変えません。

医師、歯科医師が本来の目的を見失ってしまったら、それに追随していく子供たち、将来を担っていく子供たちに嘘を教え込むことになります。

みんながみんなを本当の意味で支えあえるきちんとした社会であってほしいと願っています。

 


[更新日時] 2016年1月20日 ★ category : インプラント, 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病, 虫歯治療, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


歯牙移植・再矯正・顎関節症・バランス治療・審美歯科


審美歯科 歯列矯正 顎関節治療



この患者さまは、以前10年ほど前に矯正治療させていただいた方です。

矯正治療後、多忙のため歯科に受診できない時期が長くあられました。

もともと虫歯ができやすい方で、再来院されたときには、C4の状態の歯が2本ほど、クラウンが脱離した状態のままでした・

C4状態の歯をどうするか前回の動画で方と同じ方なのですが、インプラントを選択する前に私が最良の選択肢として考えるのは、やはり移植ですね。

ただし、移植するには、親知らずのサイズに対して、移植するべきC4状態の歯のスペースが不足しています。

不足しているところに無理やり移植すると今度は歯周病的な問題が起こり将来そのことで悩む必要があるわけですね。

また、虫歯も再発しやすいです。

左下の7番目の歯もクラウンが脱離したままの状態で放置していた期間が長く、そのためにクラウンがない状態でも上の歯とあたってしまってクラウンをかぶせる隙間がありませんでした。

顎関節症もあられました。

もともと、顎関節頭が小さく成長してしまった方で、バランスをくずしやすい方ということもありましたので、

今回再度矯正治療をおすすめしました。

そして、なるだけバランスが変わらないように奥歯をしっかりとサポートできるクラウンの素材を選択しています。

顎と顔のタイプとして顎関節が不安定になりやすいドリコフェイシャルタイプの顔貌の方は不安定になりやすい素質をお持ちなのに加えてこの方の場合は、歯の咬耗により経年的にまた顎の位置が戻りやすい状態にあられました。

 

お仕事がらどうしても左を向いている時間が長くこれも再発を促すものでありますが、これは仕事に関することなので仕方がありません。

これに関しては、術後に戻りにくいようにするための補助装置を使用していくことにしました。

 

ですから、今回、とりあえず抜歯になるかもしれない歯ですが、仮歯を入れ、移植する歯のサイズを考慮し、

また、矯正治療を併用してすべての上下の歯しっかり安定できる山と谷の関係を構築できるようにすべての歯の隙間を事前広げる処置を行いました。

隙間が適切になったところで右上と右下の移植を行いました。

そして、土台に問題がある歯については、再製を行いそれぞれの歯の縁の部分をマイクロスコープを用いて形成し、シリコンで方を取り、プロビジョナルクラウンという仮歯を作成しています。

プロビジョナルクラウンは、単なる仮歯ではなく、上記のように上下の歯の適切な配置と山と谷がしっかり合うようにバランスをとってつくった仮歯です。

このプロビジョナルクラウンをもちいて歯ぐきの状態のチェックと咬みあわせの関係をチェックし、修正していきます。

一番顎関節の状態がいい状態になることを観察した後にジルコニアクラウンをセットしています。

ジルコニアクラウンは咬みあわせがあっていない状態で入れてしまうと本当に問題を大きくするだけですが、

この方の場合は、安定させてから、その後の10年、20年のケアのためにポーセレンのように咬耗しないことを目的としてジルコニアクラウンを入れています。

ポーセレンは、咬耗します。これは間違いありません。

ポーセレンで経年的に咬耗していっても問題ない方や部位では、ジルコニアボンドが最高の選択肢ですが、

あえてジルコニアクラウンを選択することもあるんですよ。

 


[更新日時] 2015年12月24日 ★ category : 審美歯科, 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


みなさまにご理解いただきたいこと


インプラント 審美歯科 歯列矯正 顎関節治療



インプラント詐欺で京都の歯科医師が逮捕されましたね。本当に同業者として恥ずかしいばかりです。

ただ、病院の外観をみますとなぜだったのかなんとなく想像がつくような気もします。

決して擁護されるべきではありません。

ただし、この日本での歯に対しての価値観が決定的に悪い方向に出てしまったことも一因ではないかと危惧しています。

私が常日頃からみなさまにお伝えしていることをここで少し詳しく述べてみたいと思います。

どうして私の治療が一部の患者さまから圧倒的な支持をいただいているのか。

 

なんてことはないんです。

原因を追及して、その原因を治し、原因が再び発生しないようなプランを提案しているということだけです。

私はそのためにこの16年間開業してから、先人の知恵を拝借し、治療法を模倣し、消化吸収を繰り返し、自分なりに仮説を導き出しては、人体に関連する文献を読みあさり、その治療法に科学的な根拠を得ることができた場合に実際の治療に取り入れてきました。

それじゃ、他の先生方は「原因を追及して、その原因を治し、原因が再び発生しないようなプランを提案している」ということをしていないのか。ということになりますよね。 偉そうに、、、よく言われます。 (*^_^*)

ただ、巷であふれているのは、インプラント、ホワイトニング、インプラント、矯正、審美歯科ですよね。

とってもわかりやすいものばかり。

 

そう、わかりやすい治療が横行しています。わかりやすい保険外の治療というのは一定の方々から支持されていく。

残念ですが、これが日本です。ですから、インプラント詐欺などの問題となって、あるいはインプラント治療による問題が生じてしまう。

日本は歯の治療は、諸外国のレベルからすると一般の歯科医師のレベルは相当低い。めちゃくちゃ低いです。

私は、日本が諸外国と肩を並べるような治療の質のレベルに到達するのは今とのころ不可能であると思っています。

日本人がもっと国際化しない限り、日本の文化、風習、習慣がいかに諸外国と異なっているかを知らない限り。

日本は、まぎれもなく島国です。外国の文化が浸透しにくいところです。

ですから、携帯電話などでもガラパゴス化していると言われますよね。

そうです。日本独特の風習なわけです。

韓国人からすると日本人の歯は「きったね~!」と思われています。

これは、国民皆保険制度がそうさせているわけです。

 

 

日本の歯科の治療費は、他のOECD諸国の20分の1から30分の1です。この治療費の中でちゃんとした治療をしてくださいということ自体がおのずと無理があります。

でも、これを強要されているのが日本の歯科医師なんです。どうしてか、それは保険医だからです。

保険医たるもの、自分の意思に関係なく、国で定めた治療法と点数通りのやり方で治療する義務が課せられています。

治療がうまくいかなかったからといって治療費を返還させられたりというものではありません。

保険診療というものはあくまでもそういう手続きを言います。

 

 

ですから、オールアバウトやアスクデンティスト、歯○○○ネルなどで神経の治療がうまくいかなくていろんな歯科に受診したけれど納得のいく治療がしてもらえる歯科がないということ。

ですよね。保険治療で私も神経の治療をしていました。うまくいかないこともたくさんありました。

でも、今考えると当然だろうと思いますね。0.1ミリくらいの穴を探してそこから複雑にいりくんだ神経管の中を清掃し、その先約1センチにある根管孔をふさぐ治療を肉眼でしていく。しかも中には、口があかない状態の患者さんでも無理やりやっている。前医がやったまずい治療の引き継ぎをどう見ても釣り合わない治療費の中で時間の中でやっている現実。

たしかにうまい下手はあります。

ですが、、、、どう考えても無理があります。

 

大学で教わった治療法を実際の患者さまで実践してうまくできるという保証もありません。大学で教わった方法が間違っていとしたらどうでしょうか?

「毎年新たな治療法が確立されているんじゃないの」、、、と考えますよね?でもその新しい治療法って黙ってても手に入れることができるでしょうか?

答えは、、、できません。自分から得ようとしない限り、そしてその治療法を得るためには莫大な研修費を必要としています。保険治療をしている歯科医師には、無理です。

よほどの犠牲を払わない限り。

 

よほどの犠牲を払う覚悟のある歯科医師だけが新しい治療法を獲得できます。しかも、一回聞いただけで体得できるわけではありません。そうです。相当な費用を捻出してでも新しい治療法を体得したいという情熱のある歯科医師だけが得られる治療法なわけです。

 

だから、この歯科医師過剰な時代と言われる日本で必死に生き残ろうと思っている歯科医師の中に現実にどうしようもない局面が出てきてやってはいけないというタガが外れてしまった歯科医師が生まれるのかもしれません。

可哀想だなと思います。

 

 

ただここで考えなければいけないことは、その新しい治療法が本当に正しいのか、、、ということ。

それを見極めるだけの知識と技術と経験を身につけているか。

残念ながら、歯○○○ネルなどは私が思うに利権がからみあった腐敗した集団です。言ったら怒られちゃうかもしれません。

一部の歯科医師は本当に不勉強で何を今さら言ってるのと思ってコメントをみていました。

中には、大学の権威を振りかざして間違ったことを言っている先生もいます。

確かにその先生方にとっては正しい。論文もある。ですが、その治療法で治らない方が現実にいて、そういう方へのコメントは、なしです。「しかたがない」です。これでいいんですか。

これが最新の治療法に基づいて治療した結果なんでしょうか。おかしくないですか。

権威に騙されてはいけない。痛感しました。

 

 

インターネットで本当に根こそぎ治療法を探してみてください。

ちょっと怪しいと思えるような団体の治療法が実は、画期的だったりします。

ただ、残念ながら、その治療法や理論を理解するまでにその先生方が年を取りすぎてしまっていて学会報告するほどのパワーを失っていることが多い。本当に残念です。どうして学会に論文を提出して社会での認知を得ようとされないのか。

 

これも、皆保険制度のなせるところなんですよね。本当に残念です。

 

日本をせっかんしたナソロジーという顎の運動を記録して正確な歯を作っていくという理論ですが、その当時を振り返った大家と言われていた先生方があの理論は間違っていたと最近回顧されています。

でも、大学の権威を振りかざして我々の理論が正しいと言い張っている先生方がいます。

「歯をあわせなければ、顎関節症は治る」。

それで治るならそりゃいいですよ。

治療費もかからないし、、、

でも現実には、それさえできない方が苦しんでいるのにどうして平気でいられるのか、どうしてそうまでして権威を守ろうとしているのか。

本当にわからない。

 

いくら立派な理論を振りかざしても実際の患者さまで結果が出ていないのならその治療法には欠点があるということですよね。

どうしてもっといい方法を探っていかないんでしょうね。

 

私はもともと矯正医です。

矯正治療をしていきながら、一般歯科もやっているうちに患者さまからたくさんドヤされました。

 

「どうしてなんだろう」「どうすればいいんだろう」「本当にこのやり方で合ってるの?」「なんかいい方法ないかな」ということが私の頭に渦巻いていました。

 

今現在、世間一般で行われている矯正治療については調べて見られるとわかると思いますが、「矯正治療後に頭痛がする」、「肩が凝る」「体調が悪くなった」。整体師の先生方は「矯正治療はやめたほうがいいですよ。もっと悪くなります。」

 

これ、おかしいですよね。

さきほどのナソロジー同様、学会や団体が「間違っているかもしれないから考え方をシフトしていきましょう。」という警鐘に耳を貸さない歯科医師、矯正医が学会にいくとたくさんいます。

最高学部を出ているという自負があるのでしょうね。

 

専門医という肩書に酔っているのでしょうか。あるいは新しい治療法を始めるにはどうしたらいいかわからないからやらないんでしょうか。

患者さまであるあなたは受診した先の先生がどういった考えでどう治療をしていこうとしているのか、しっかり話あってください。

 

私は、日本での歯科の常識、健康に対する価値観をかえるほどの力を持ちあわせていません。

せめて、このページを読んでいただいた方々が疑問をもっていただくことで少しでも変わっていければいいなと思っています。


[更新日時] 2015年10月29日 ★ category : インプラント, 審美歯科, 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


審美歯科・義歯・歯周再生療法・部分矯正


▼治療別 審美歯科 歯列矯正 歯周病



この方は、とにかく歯科治療が苦手という方でしたが、ゆっくり説明していってご理解いただきながら治療を進めさせていただきました。

見ていただけるとわかると思いますが、全体的に重度の歯周病です。ほっておくとすぐに総入れ歯になりそうな状態でした。

上の歯は全部の歯がすでにグラグラでどれが残せるかと思案する状態でした。

ですが、歯周基本治療に引き続いて、すべての歯の歯周再生療法を行いました。ほとんどの部位で骨移植と同時に再生療法を行いました。

とにかく咬めるところが少ないということで再生療法の成功があまり期待できないとも思いましたが、思いのほか噛みしめの少ない方で再生療法はかなり成功理に終わりました。

ただし、難しい歯もあり、上顎前歯については抜歯せざるを得ませんでした。

下顎については、矯正治療も併用することで配列を整え、最終的に上下の歯がなるだけ理想的に咬めるような位置を目指しました。

上の義歯は、針がねのない義歯ですが、当院オリジナルです。

針がねのない義歯でもバランスを上手に調整すれば、しっかり咬めるんですよね。


[更新日時] 2015年6月8日 ★ category : ▼治療別, 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病 ★ author : Dr.堀内晃 (72)




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