かなり受け口 小学生→中学生 骨格性反対咬合


小児歯科 歯列矯正



このお子さんはかなり以前に治療させていただいたお子さんです。小学校中学年で来院されました。お父さんが骨格的に反対咬合でそのお嬢さんでした。

とってもお嬢さんを大切にしておられ何としてでもこの受け口を治してあげたいということでした。

本来なら、おそらく手をつけない例だと思います。矯正の専門医ならまず成長が終わるのを待って大学病院で顎切り手術を依頼するケースです。

ですが、私は、大学病院に勤務医として在籍していたころからこう言った顎切りになる受け口のお子さんを早期に治療を開始することで何とかならないかと治療法を模索していました。

そうです。受け口のお子さんは、大きく受け口になるポテンシャルを持っていて身長が伸びるときに同時に信じられないくらいに受け口になってしまいます。

ほとんどの矯正医はこれを知っているため手をつけたがりません。

どうして私がどうみても骨格性と思われるお子さんの矯正治療を手掛けているかと言いますと、私自身が骨格性の受け口でして小さい頃から気にしていたからなんですよね。

私自身、子供のころから自分の受け口を気にしていて周りからからかわれることでコンプレックスになってしまっていました。

ですから、受け口のお子さんの治療に対してはかなりの思い入れがあるわけです。

このお子さんの場合もそうでした。

治療の費用についてもかなりの高額になることが事前に分かっていましたし、絶対に治るという保証もありません。ですが、お父さんの思い入れは強くできる限り手術は避けたいという一心でおられましたので、私もその思いに答えたいと思いました。

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まず、治療当初上の6歳臼歯が上の写真の一番下の歯第2小臼歯という歯の後ろに生えてくるのが普通なんですが、その第2乳臼歯のウエストの部分に6歳臼歯が骨の中で咬みこんでしまって出てきていませんでした。

いきなりの難題だったわけです。

通常ならこういった場合は、その第2乳臼歯を抜歯して6歳臼歯が手前に向かって生えてきたのを待ってヘッドギアという装置を使って後ろに下げていくという手順になります。

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こんな装置になるんですが、これを1日14時間装着してやっと動き出すというものです。images

私は大学病院に在籍していた時は、何の迷いもなく患者さんに使ってもらってましたが、開業してから同じことを患者さんにお願いしてみると使ってくれない子が続出しました。

大学病院に通院される患者さんは、いわゆる「キチンとした子」が多く、言われることをほとんど守ってくれます。

が一般開業医に来院される患者さんはそうでない場合がほとんどです。

ですから、もし、この患者さんにヘッドギアを使用していたらこの子の治療は完全に失敗していたでしょう。

この当時私は既に堀内式ディスタライジングアーチを考案していましたので、第2乳臼歯を抜歯することなく、また堀内式ディスタライジングアーチを用いて3カ月ほどでヘッドギアで6カ月でやっと達成できる2ミリくらいの後方移動を3か月その3倍の移動を達成することができています。

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それから受け口を治すためにリンガルアーチという装置を使って上の前歯を前に出す治療に取り掛かりました。

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また、上の前歯を前に出しても上の歯すべてをおさめるための顎の骨がありませんでしたので、その顎の骨自体を拡大する装置を使っています。また、前歯の受け口の量がかなりあったためその治療の期間に咬めないという事態が起こることを避けるためにバイトプレートという装置も使用しています。

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ここまで来てやっと上下の歯を排列するための下地治療が完了しています。

そして最後の仕上げをマルチブラケットという装置を用いて行っているわけです。

それなりの費用と期間がかかりましたが、大変喜んでいただきました。1345.mp4_000101986


[更新日時] 2016年3月23日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


変な所から生えてきた永久歯・・・なんとか並べてみました。


小児歯科 歯列矯正



このお子さんは最初小学校高学年で来院された男の子です。

上の両サイドの第一小臼歯が動画で見られるとわかりますが、変な方向に生えてきていました。

しかも、その永久歯は生える順番がずれてしまっていました。

本来なら左上の側切歯という前歯が先に生えるはずなんですが、左上の歯が骨の中で混雑してしまっていて生えてこれない状態でした。

他の矯正医で相談されたそうですが、抜歯と言われたそうです。

ただ、お母様はなんとか抜歯せずにできないだろうかと考えられていたそうです。

そして、当院のことをお知り合いから聞かれて来院されました。

もともと、このお子さんは寝像が悪く、顔を枕に押しつけて寝てしまったり、頬杖をする癖があったようで、それによって歯がただしい方向に成長できなかったことが原因でした。

寝方を変えればその永久歯はまともに生えていく方向にはなるんですが、ある程度変なところに生えてしまった歯はもうなかなか難しかったりします。

治療の当初は、堀内式のディスタライジングアーチを使用してなるだけ永久歯のためのスペースを開放しています。

外に飛び出して萌出していた両側の第一小臼歯はだんだんと歯列の中に入ってきました。

リップバンパーという装置を使用している間に更に永久歯のためのスペースが獲得されています。

同時にマルチブラケットを用いて排列していっていますが、最終的には、ないごともなかったようにすべての歯が排列されているのがわかりますでしょうか?

お母様からは大変感謝していただいてこちらも本当によかったですね。

 


[更新日時] 2016年3月11日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


ぜんぜんスペースが足りない歯列の矯正・抜歯なし


小児歯科 歯列矯正



この患者さまもYoutubeに投稿した治療の例です。

実際、小学校4年生で来院され、上の小臼歯、糸切歯のためのスペースがまったくたりませんでした。合計で20ミリほどです。矯正治療で20ミリ不足といったらまず抜歯治療しか考えられないのが普通です。

ですが、この子のお母様は骨格性の反対咬合の骨格のため抜歯をして治療を開始しして、もし、下顎が成長とともにグワッと成長してきたら、大学病院で顎切り手術例になってしまいます。そのときになって歯をすでに抜歯しているとさらに抜歯をしないといけないなどになり、すごく大変な事態になってしまいます。

ですから、なるだけ抜歯をしないでできるかいわばチャレンジしていく必要があるわけですね。永久歯のための隙間が20ミリ不足となると普通は断念しますが、わたしの場合は、私が考案した堀内式ディスタライジングアーチのおかげで、3か月もあれば、それだけのスペースを獲得できるようになっています。

 

 

以下は、Youtubeに投稿した文章そのままです。

この患者さまは叢生を主訴に来院されました。右上5のスペースは全くなく、左右の3のためのスペースも右は4ミリほど不足、左は9ミリ不足していました。全体として20ミリのスペースが不足していました。
おそらく、この症例は、通常なら抜歯治療が必要と考えるでしょう。ですが、お母様が骨格性の反対咬合で本人も骨格性の反対咬合の傾向をもっていたためなるだけ非抜歯で考える必要がありました。
スペースを獲得するために堀内式ディスタライジングアーチを使用し、スペースを獲得しました。そしてリップバンパーでそのスペースを維持しながらマルチブラケットを用いて最終調整を行っています。

This patient came to our office due to upper arch crowding. There were no space for upper right second premolar and upper left side canine. And about 4mm space lacking for upper right side canine.
Totally, there were almost 20mm discrepancy. Probably, this case must be treated with extracting premolar or else.
But her mother had skeletal classIII occlusion, and she had the same tendency too.
Therefore, we needed to think the way to treat her with non extraction.
We gained a space using distalizing arch appliance designed by Horiuchi.
And we adjusted final alignment using multi bracket system while maintaining the space which we gained using lip bumper.


[更新日時] 2016年3月3日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


矯正治療・中学生・下顎両側側切歯先天欠如・上顎両側第一小臼歯抜歯


小児歯科 歯列矯正 顎関節治療



このお子さんは、遠方から凝られているご姉妹でした。お姉さんの矯正治療を以前させていただいていて、妹さんであるこのお子さんも虫歯チェックのため定期的に通院しておられました。

もともと、ちょっと姿勢に問題があるかなぁと思っていたご姉妹だったんですが、案の定、顎関節の状態が不安定でいつも口がまっすぐ開かない、口がしっかり開かない状態でした。

また、下の前歯、側切歯という前から2番目の歯が両サイド先天的に欠損していました。

こういった場合、そのまま上下を並べますと、奥歯の位置関係が微妙に合いません。

ある程度のレベルで考えますと、それでもいいかもしれませんが長期的に勘案しますと将来咬みあわせが不安定になって結果、元に戻るとか、顎関節症になっているということが多々あります。

ただし、残念ながら矯正医は顎関節症についての知識がない先生がほとんどでおかしくなっている事実がわからないばかりかその後に起こってくる深い症状についてのチェックもできないままになっていることが多いです。

最近読んだ歯科専門誌TMJ 1st Orthodonticsという本があります。これは、アメリカの超有名な矯正歯科医Ronald Roth先生が執筆された本ですが、日本でこれまた有名な池田和己先生が翻訳された本です。

この本の中では、矯正治療をする前にスプリント療法を半年から1年近く行い、顎関節症をしっかり治してから矯正治療を開始するべきであると徹底的に述べられています。

 

おそらく、このセオリーをそのまま実行しておられる先生はわずかでしょう。本当に大変です。まず患者さんが矯正治療を希望して来院されたのに顎の位置がずれていますよということから始まって歯並びの治療をせずに顎の関節の治療を最低でも半年してから矯正治療をやっと始められるわけです。

 

ね、通常ならなかなかこういう病院はちょっとと思われると思いますが、ただ、日本では、「とりあえず」という便利な言葉がありますように、「今はなんともないので、、、」なんですよね。

 

よくないですね。

ただし、私はRoth先生のスプリントの方法には実は反対しています。

Roth先生のスプリント療法の後の顎の位置が気になっています。私が思うに顎関節はちょうどチョークのシン先のような状態になって治るということ自体の定義がまちまちになっていると考えています。

チョークは黒板にさーと書いていくと当然先は減ってきます。そしてもっている指先の位置をもっと手前に、自然に持っていくわけですよね。

 

おそらくRoth先生の考え方では、チョークがすり減った状態のままでいわば顎の関節がすり減った状態だけどしっかりまあるい形になって症状がないからこれが治っている状態ということのようですね。

 

私は、これには反対です。関節がすり減ってしまっているなら元に戻したいという考えなんです。

ただし、成人の方では今のところできないかもしれいと言われています。

現在、治療していくことで関節頭がどこまで再生されていくのか研究されています。

ただ、私の考えでは、たとえ関節が完全再生されなくてもからだのバランスが元に戻せるという部分を大事にしたいと思っているんですね。

どういうことかと言いますと、さっきのチョークの話に戻りますが、左右の顎関節においてたとえば片方の関節がすり減ってしまう状態、顎関節症ですが、この状態のままチョークのように短くなって収まると左右で顎の長さが違う状態をオッケーとしてしまうわけですね。

また、左右ともに短くなっていることもありますが、その状態をオッケーにして顎関節は治りますが、からだのバランスはちょっとずれたままだったりするわけです。

私は、これが納得いきませんので、ひたすら関節を治しては、バランスも同時にということを考えています。

 

かなり脱線してしまいましたが、

この患者さんは下が2本欠損しているわけですから、上は2本多い形になります。

案の定、上の糸切歯が歯ぐきのところからもっこりしてきましたので、保護者の方と相談の上、上の第一小臼歯を抜歯させていただきました。これで本数はあっているわけです。

場合によっては、やはり抜歯しないという選択肢をとることもありますよ。ですが、そうとうに慎重に排列をしないとよろしくない。

この患者さまはどうしても猫背が治らず、最後まで顎の開き方が不安定なところがありましたが、治療後だんだんとまっすぐ開くようになってきています。本当に中学生、高校生は難しいですね。

特に、この長崎などでは大人を含めて歩くという習慣がほとんどないのでカラダのバランスが崩れている方が非常に多く大変です。しかも、学校によっては、たくさんの宿題をだすことで、子供たちの背骨がどんどんずれてしまいます。

このずれとともに、本来、そのお子さんが持っているポテンシャルが下がっているというのに、、、

なにか根本的な解決ができる日がくることを望みます。


[更新日時] 2016年2月15日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


歯列矯正・中学生・非抜歯・急速拡大


小児歯科 歯列矯正



このお子さんは中学生からの治療です。

よくある質問で、こんなでこぼこの歯列が歯を抜かないで治療できるんでしょうか?ということがありますが、

それは、成長期であれば、なんとかなることが多いです。

また、成人の方でもかなりのでこぼこの方が歯を抜かないで治ることもありますが、ここでの説明はとりあえずおいといて、、、

 

さて、このお子さんの場合は、歯列の前後的な問題はなく、上下の歯列のでこぼこのみでした。

診断の結果、上の歯列はさすがに顎の骨を広げる処置を行った後にマルチブラケット装置を用いて排列を行っています。

下顎については、顎の骨を広げることはできませんし、下顎の場合は、よほどのことがない限り歯を正常な角度にしてあげると並ぶことが多いです。

結果、上下の歯列ともにきちんとした排列になっていると思います。

 

この上下の歯列のしっかりした排列とコンビネーションが当院で治療を受けられる方のメリットでしょうね。

ちなみに、当院では、他の矯正専門医や矯正治療を標榜している歯科で治療したけれども体調が悪くなったり、咬めないなどの症状に悩まれている方の再治療をたびたび行っています。


[更新日時] 2015年12月28日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


小児矯正・生体バランス治療・堀内式歯列育成プレート


小児歯科 歯列矯正



このお子さんは、受け口を主訴に来院されました。

診察の結果、受け口であると同時にいびきや鼻づまり、うつ伏せ寝などがあられました。

どうも、うつ伏せ寝や呼吸がこのお子さんに歯並びがずれている原因であると考え堀内式歯列育成プレートを用いて治療にあたっています。

 

治療前プレートによって咬みあわせのバランスを調整することでモアレ写真でのカラダのバランスが整って行きます。

同時に歯列に対して非対称にかかる力が排除されて左右対称の成長をしていきます。

また、奥歯の高径を高くすることで気道が広がり、いびき、鼻づまりがなくなってきます。

 

ビデオをご覧になるとだんだんとでこぼこも治ってきていることがわかっていただけると思います。

歯列がずれる原因は、横向き寝、頬杖、うつ伏せ寝などの外力によって歯が動いてしまった結果です。

頬杖などは起きているときですから気をつけることでなくすことは可能ですが、寝ているときのことについては、防ぐことは不可能です。

ですから、カラダのバランスを調整して成長期を通して横向き寝やうつ伏せ寝をしないことで歯列は左右対称に成長しようとします。前後的な顎のずれについても、カラダのアンバランスにより起こることが分かっています。

ですから、このバランスを整えて癖に気をつけてあげる、そうすると前後左右にバランスよく成長していくことになるわけです。

 


[更新日時] ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


お子さまの鼻炎・いびきについて


小児歯科 歯列矯正



お子さまの鼻炎やいびきで困っておられるご父兄の方もおられると思います。

耳鼻科に定期的に受診している方、不定期に受診しておられる方、鼻づまりがひどくて他にも影響が出て困っている方。

一番困っているのは症状のあるお子さん自体なんでしょうが、「ズルズル」してても本人は大丈夫そう。

でも親からすると心配。耳鼻科の先生は治療してくれているけど、根本的な解決方法はなさそう。

 

ですよね。でも、これって歯並びを変えたり、矯正装置で治すことができるんですよ。

普通、こういうことが歯科で治るなんて考えられる方は少ないですよね。どなたも信じられないという感じですが、実は、顔面自体がつながっていることで鼻炎は治ります。また、いびきも改善されます。

 

薬は要らなくなります。

 

決して医科を否定しているわけではありませんが、現代の医学の欠点である、科目に分かれたいろんな分野があり、それぞれがどういう関係性を持っているのかを考える科がありません。

当然のことながら歯科の隣接医学と思われる耳鼻科でも歯科のことが知られていません。

ただし、知っていてもわからないことがあります。

 

「みなさんにご理解いただきたいこと」でもお伝えしましたが、現在の歯科の常識が間違った理論に基づいて構築されてしまっていた可能性があるわけです。

間違った理論に基づいているから知るよしもないことがあるわけです。

ですから、私たちは、普通のこととしてやっていることだけで、すぐにこう言った鼻炎が解消される、いびきがなくなるなんてことが起こるわけです。

 

本来私たちが持っている潜在能力をひきだすような治療受けてみてください。


[更新日時] 2015年10月30日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


小児矯正・顎関節症・非抜歯・顎偏位・矮小歯・態癖・アーチデベロップメント


▼治療別 小児歯科 歯列矯正 顎関節治療



この子は小学校3年生が初診で下顎全歯の若干の歯並びと頭痛などを主訴として来院されました。初診時の写真を見ると上下の真ん中はあっていますが、顎が若干左にずれているのがわかります。

 

そして上顎両側側切歯が矮小歯のため混合歯列期ですが、上顎はでこぼこなしなのに、下顎のみでこぼこがあります。

これは、上顎側切歯が矮小歯であることが原因です。側切歯が小さいことででこぼこは回避できていますが、下顎の歯が通常のサイズであるためにでこぼこになってしまっているというわけです。

 

ですから、上顎側切歯が小さいことが将来的に気になりだしたときは、上下があわなくなるということなんですね。

 

ですから、今のうちに矯正治療することはとても大事なんですね。

 

また、この子の場合は、頭痛などもありましたのでなんらかの顎の偏位があると考えた方が自然でした。

案の定、上下の歯列を乳歯列の状態でブラケットをつけて排列していくと下顎が左にずれてきました。

横向き寝が原因です。横向き寝はご本人がどんなに努力しても治りません。

途中から歯列拡大をしていますが、それでも偏位はなおりません。

ですから、ブラケット治療に移行していっていますが、それに合わせてスプリント治療を併用しています。

下顎が左に流れないようにスプリントで顎位を補正しながら矯正治療することで最終的に顎偏位が修正されています。

横向き寝も改善しています。

 

横向き寝は、左右の噛み合わせの高さが違うわけですから、努力して治るものではないわけですね。

いつも、右を下にして寝ている人は、上顎の歯列が左にずれます。いうなれば、顔が中顔面から左にずれるわけです。

ですから、この状態を放置することは将来決定的に顔がひずんでしまう原因になるわけです。

ですから、成長期のうちに解消してあげることが必要なんですよね。


[更新日時] 2015年8月20日 ★ category : ▼治療別, 小児歯科, 歯列矯正, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


小児矯正・すきっぱ・歯の再植


小児歯科 歯列矯正



この方は、初診時小学5年生の男のお子さんで、歯列の隙間が気になるということでお母様が連れてこられました。

全体的にすきっぱであることに加えて左下3が骨に埋まっていました。通常なら開窓して矯正装置をつかって牽引なんですね。

ということで当院でも当初同じように開窓後牽引を行いましたが、まったく動く気配がありませんでした。

どうも下顎のかなり下の部分にうまっていることも原因だったようですが、牽引している矯正装置を支えている歯列全体が変形するほどでした。

 

それで方針を切り替え、再度開窓を行い、抜歯をしてある程度の位置に再植しなおし神経治療を行った後に全体の矯正治療を行いました。

神経の治療をしたことは残念ではありますが、無理をしてそのまま牽引してもあまりいい結果にならなかっただろうことは容易に想像できます。

まあ、こういう方法があるということです。


[更新日時] 2015年8月7日 ★ category : 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


小児矯正・アーチディベロップメント・非抜歯


▼治療別 小児歯科 歯列矯正



この治療例は、初診時8歳の男の子でした。上顎咬合面観をみられるとわかると思いますが、乳歯の虫歯がかなり多く、虫歯治療から始める必要がありました。乳歯の右上CBが反対咬合、左上Cが奥歯のような形態になって切端であたっている状態でした。要は、咬むところがなくなっていたということですね。乳歯虫歯が大きく神経の治療をした歯では歯根吸収が早く起こるため左上Dは早期に脱落し、4が萌出してきています。ただ、左上の糸切歯のためのスペースがまったく不足していることがわかるでしょうか。

下の両サイドのDEはほぼ残根状態のため咬めない状態でした。この状態ですごしていたことはほとんど驚きです。

この状態ではまず、下の小臼歯は両サイド萌出できないとほとんどの矯正医が判断すると思います。まず抜歯治療に移行するということですね。

ですが、私はほとんどのケースで抜歯は必要ないと思っています。どうしてもという例もありますが、ほとんど95%程度抜歯は必要ないでしょう。

ということで、上の前歯の反対咬合の部分はボタンを付けてリップバンパーという装置の反作用で正常な位置関係を作り上げています。そしてゆっくり上下の6歳臼歯が奥に移動することを待ち、かぎりなく抜歯かもしれない小臼歯が正常に萌出するためのスペースができるのを待ち、正常に排列するのを装置を調整しながら待つわけですね。

治療の最後の状態をみていただけると上下左右ともにしっかり永久歯が萌出し、一見すると歯列に問題があったようには見えないですよね。


[更新日時] 2015年7月25日 ★ category : ▼治療別, 小児歯科, 歯列矯正 ★ author : Dr.堀内晃 (72)




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