30年咬めなかった歯・歯根破折修復・5倍速治療


虫歯治療



この方は、高校生の時にすごく痛くなって近隣の歯科で治療されたそうです。いわゆる神経を抜く治療をですね。

ですが、治療後もなんとなく定期的に歯が疼いていたそうです。

で、あるとき治療を受けた後、この痛みがずっと続くのが嫌になってそのまま脱離したままにしていたんですね。

かろうじて仮止めがしてあったためにバイ菌がさらに根っこの中に入ることはなかったようです。

この経緯をお伺いして本当の意味での治癒が見込めるか疑問でした。

レントゲンでみてみても根っこの影が薄くほとんどの歯科医師が抜歯を勧めるであろう状態でした。

ただ、マイクロスコープ根管治療にかけてみたいというご希望になるだけ添いたいという気持ちで治療を開始しました。

実際、根管内を見てみますと、確かに何度も治療をしていることがうかがえるように根管の壁に穴があいているし、壁自体が薄くなっている、そして極め付けは根っこの先端部分で真っ二つに折れていることがわかりました。

ビデオでは、ある程度治療が進んだ状態から始まっていますが、実は、この状態になるまでなんども根管の中の形態をチェックし、複雑な状態だった形態をシンプルにしていきました。要するに、複雑に入り組んだ状態の根っこだったと思っていた前医での治療の際に根管の形状を把握できていなかったということなんですね。

 

顕微鏡-マイクロスコープを使用することと地道な根管の探索によって根管の状態を把握することができるんですよね。

今回、この根管について、破折部と穴があいている部位を最終的にすべて接着剤とファイバーで修復しましたが、この後、この歯はまったく症状がなくなったということでめちゃくちゃ感謝されました。

なにしろ30年まともに咬めなくてなかば諦めていた歯だったからなんですね。

 

 


[更新日時] 2016年6月17日 ★ category : 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


成人抜歯矯正・顎ずれ


審美歯科 歯列矯正 歯周病 虫歯治療



この方は、表題のとおり成人の方です。

当院に虫歯治療が終わった後、メンテナンスで通院されていました。

本来なら、患者さまの人となりをよく知った上で虫歯治療を開始して、、、

なんでしょうが、みなさんご存じのとおり、虫歯治療が終わると歯科の通院をやめる方がほとんどです。

中には、治療途中で通院をやめる方もおられます。

ちょっと脱線しますが、

 

1.虫歯を完全に放置して痛みがあるときだけ、あるいは咬めなくて困ったときだけ通院する方

2.通院する気持ちはあるけど、他のことを優先して歯科への通院が一応の終了までできない方

3.何かあったときだけ通院され始めるけれど、虫歯、歯周病の治療を一通り終わるまで通院される方

4. 定期検診を受けられる方で、歯科医院で発見された虫歯、歯周病の部位を最後まで通院して治療を続けられる方

5.虫歯や歯周病の予防方法に対する説明に耳を傾けることができてメンテナンスに通院される方

6. さらに虫歯や歯周病の根本原因を治す治療に対して耳を傾けることができて治療を終え、メンテナンスを受けられる方

 

など、患者さまの健康に対する意識は様々です。

来院された患者さまがどのレベルの健康意識をお持ちなのかは初診の段階ではわかりませんし、通院してわれわれの理念を聞いていかれる内に健康に対しての意識が高くなる方もおられます。

この方は、当初検診をご希望されて初診で来院されました。そしてすべての治療が終わってメンテナンスをしていく内に健康意識が6の段階まで高められた方です。

前置きが長くなりましたが、

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まず上下の前歯の真ん中があっていないということで顎の位置が左右にずれていることがうかがえます。

それによって体全体の筋肉のアンバランスがあることがわかります。

3481.mp4_0000079103481.mp4_000011430

左上の前歯が内側に入っているのがわかりますでしょうか。

これは、顎の位置がここでロックされる形になるためここを起点として顎がローリングを繰り返します。

同時に噛みしめが強くなり、頭痛や極度の肩こりの原因になります。これがひどくなると耳鳴りや自律神経症状が重くなってきたりします。

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通常これくらいの歯並びの方は、たくさんおられるでしょうね。

一般的な矯正治療や噛み合わせ治療をやっていない歯科医院なら虫歯治療と歯周病の治療のみを行っていくのみでしょう。

場合によっては、向かって右側、患者さまの側からしたら左上になりますが、かぶせ歯が2本入っていますが、これをセラミックのほうが丈夫で衛生的ですよとうそぶいて自費治療を勧めてくる歯科医もいます。

まったくのナンセンスですけれどね。

なんで、かぶせ歯をするようになったのか、、、まったくの筋違いです。問題があるからかぶせ歯になったわけで、その問題を解決しないでセラミックだから長持ちなんてありえません。

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上の写真は矯正治療の後の状態ですが、バランスが取れているのがわかると思います。

この状態にして初めてセラミックなどに変えることで意味が出てくるわけなんですが、

あまりにも巷には、不埒な魂胆の歯科医が多すぎて困ったものです。

 

 


[更新日時] 2016年4月18日 ★ category : 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


包括歯科治療・矯正治療・インプラント・暫間インプラント・審美補綴・歯牙移植


インプラント 審美歯科 歯列矯正 歯周病 虫歯治療 顎関節治療



この患者さまは、初診時右下の⑧765④③ブリッジの支台歯である右下4の歯根破折による
違和感を主訴に来院されました。
その部位の治療については、義歯かインプラントという選択肢しかないことを説明しました。
しかし患者さまは納得されず、脱離したブリッジをそのまま装着して帰宅されました。
後日、当院を紹介された方と話をされたようで包括的な治療をしたいという申し出をうけました。

この方はの問題の原因は、歯列にあります。特に東洋人はグラインディングタイプの咀嚼をしますので前歯の被蓋関係に問題がある方は、必ずこのような問題に陥ります。
このときに、問題の起こる原因である歯列の問題を解決するか否かが不のスパイラルに突入していく
か否かのカギになります。

前歯の正常な被蓋関係がないことにより、奥歯の咬耗はどんどん進行します。
そしてコンタクトのカリエス、歯のマイクロクラックによるカリエスの進行、もしくは
インレーの脱離に象徴される2次カリエスが頻発していくことになり、抜髄、根管治療
そして歯根破折が起こってきます。

日本においては、皆保険制度のおかげでいつでも格安で治療が受けられる安心のためか
予防するという概念が乏しい国民です。
そのため、他のOECD諸国と比較して20分の1から30分の1という治療費にもかかわらず
国民の歯科医療費は他の国と同じくらいの額になっています。

多くの方がせつな的な治療をなんども繰り返し、壊れては治療することで最終的に問題の原因を解決できないまま歯を喪失していくというスパイラルから抜け出せないでいます。

Chief complaint of the patient at the first time visit was uncomfortable feeling of lower right tooth.
This was due to the⑧765④③bridge(lower right side)which was supported by this tooth.
The reason for her uncomfortableness was perhaps the root fracture of lower right first premolar caused by excessive occlusal force.
We thought that the treatment options that would the patients may choose implants or dentures.
In spite of our advice, hope of the patient was not in it.
I told the patient that way, but the patient did not consent.
The patient seemed to believe that there may be other alternatives in the treatment of method.
The patient without any active treatment, and wished to mount an incompatible old prosthesis.
But a few days later, the patient came to our office again to hope comrehensive teeth treatment.
she seemed to believe the advice of person who introduced her to our office.

The cause of this patient’s problem was the irregularity of teeth alignment and the bite.Especially chewing of a lot of Asians is grinding type chewing cycle.
If they have the problems of anterior teeth guidance, they will have always these kinds of problems.
We have seen many such examples. So it becomes always so.
They will wander into a spiral when the problems are not resolved.
Whether or not the decision to treat the alignment of teeth is the important select in defense for not fall into nagetive spiral of oral health.
If there are’nt appropriate guidance of anterior tooth, so molar tooth will have so much attrition.
Teeth contact caries, caries progression caused by microcrack, inlay detachment with second caries and so on, these will occer so often.
After all, they have to have pulpectomy, root canal retreatment, and will have root fracture.
In Japan, thanks to the system of the public health insurance for the whole nation, all of us can have tooth treatment.
On the other hand, we would consider any time at ease, so cheap.
Then the preventive concept of Japanese nation are so poor that Japanese medical expenses have continued to increase.
Therefore in spite of treatment unit price is cheap,for example, from a one-20th to a one-30th compare to the treatment fee of other OECD contries, total dental cost of nation has become surprisingly equal to the countries.
Many Japanese people having makeshift treatment again and again, then the teeth are broken again and again.
Most people can’t go out from negative spiral of missing teeth, because treatment remained the cause is not solving teeth problems.

 

こちらの動画については、英語での説明を行っております。

当院の歯科治療に興味を持たれている外国の方がおられるようでしてより理解していただくためです。

海外、特にOECDの他の諸国では、日本よりも予防に対する考えが徹底しています。

上記のように歯の治療には費用がかかることを知っていること、医療全般もそうですが、ご存じなわけです。

日本では、皆保険制度のおかげで治療費が極端に安くなってしまっています。

その影で日本人には予防という概念が欠落しているともいわれます。

歯科医師のレベルも低くなってしまうのは当然のことでしょう。

残念ながら歯のおかしくなっていく原因よりも利益を重視している歯科医院が多いのも確かです。

患者さんがたくさん来ている病院だから、とても優しい先生だからと受診する方がいますが、本当にそれであなたの歯と健康が守られていると思いますか?

私は、誰がなんと言おうと考えを変えません。

医師、歯科医師が本来の目的を見失ってしまったら、それに追随していく子供たち、将来を担っていく子供たちに嘘を教え込むことになります。

みんながみんなを本当の意味で支えあえるきちんとした社会であってほしいと願っています。

 


[更新日時] 2016年1月20日 ★ category : インプラント, 審美歯科, 歯列矯正, 歯周病, 虫歯治療, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


歯牙移植


虫歯治療 顎関節治療



この方は、以前当院で矯正治療された方ですが、以前より虫歯ができやすい方でした。

矯正治療終了後奥歯をハイブリッドクラウンで修復しましたが、その後10年ほど来院が途絶えました。

そして来院された際には、右上下の奥歯は残根状態で、左側の顎関節症でした。

おそらく、左右で咬んでおられたのでしょうが、右上下の歯の状態が思わしくなく咬めない状態が続き、左咬みが起こり顎関節症になったものと思われます。

また、この方の職業柄、左を向いて作業することが多く、それも顎関節症になったようです。

今回の治療のテーマとしては、その残根状態のところをどう修復するか、顎関節症をどうするか、今後のことを考えたときに、再発しないような治療を提供できるかということでした。

今回の動画では、そのあたりは含まれていませんが、右上下の残根状態の歯については、放置していたことにより両隣の歯が残根状態の歯によってきていたので矯正装置を使用して隙間を空け、その上でおの奥にあった親知らずをそれぞれ移植しています。


[更新日時] 2015年12月8日 ★ category : 虫歯治療, 顎関節治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


審美歯科・マイクロ根管治療・ファイバーコア・歯根膿胞


審美歯科 虫歯治療



この方は、かなり以前より来院されていた方ですが、上顎前歯4本のブリッジのやり変えをなるだけ後回しにしておられました。右上2の根尖部にレントゲン透過性の像がありましたが、それも症状がないため放置の状態でした。

ただ、年々病巣が大きくなっている状態でした。

ある時メンテナンスにお越しいただいたときに、根尖部に排膿がみられたためやり変えましょうとオススメして治療を開始することになりました。

もともと上顎側切歯2本で前歯4本を支えるという物理的に無理な設計であったため隣に1本ずつ支台歯を追加しました。というのも、もともと前歯4本のブリッジは根っこが細い2本の側切歯で支えていたためおのずと無理があり、そのための動揺があり、虫歯が発生したことで、根尖部に結果的に歯根嚢胞ができるはめになっていました。

 

歯根膿胞は予後の悪いものですので、処置の前からはっきりしたことは申し上げられませんでしたが、根管治療をマイクロスコープを使用して完全にしあげることで歯根膿胞の治癒を促進し、それでもダメな場合は根尖切除術、それでもダメなら、、、

ということで治療を開始しました。

 

予定通り両側の側切歯はマイクロエンド+ファイバーコア。

そしてその隣の右上3は生活歯の状態(神経の治療をしない)で仕上げる予定でしたが、症状がでてきたため抜髄してファイバーコア、そして反対側は3番が欠損しておられ、その位置に4がありましたので、その4本を支台歯としてブリッジを作成しました。

形成についてもマイクロスコープを用いています。セット時、右上32のマージン(クラウンと歯ぐきの境目)が見えているように見えますが、術後しばらくするときれいに縁がって歯肉の形態も自然な感じに仕上がりました。

 

また、術後、予定通り右上2の根尖部に排膿がありましたので、外科的にその膿胞を摘出しています。

その後膿胞の再発もなく良好に経過しており喜んでいただいています。


[更新日時] 2015年11月12日 ★ category : 審美歯科, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


マイクロスコープ根管治療・ファイバーコア・審美歯科治療・ジルコニアボンド・歯周病


▼治療別 審美歯科 歯周病 虫歯治療




この方は、初診時、根管治療した歯の激痛のため来院されました。左下の6歳臼歯です。噛み合わせに問題があり、12歳臼歯との間に食片圧入があったのを放置されていてまた歯周病が全体的に進行されていたことで下がった歯ぐきの中まで虫歯が進行し、神経症状がでたことによる痛みです。

 

来院された時は、麻酔が効かず神経に直接麻酔を追加しましたが、お忙しい方でしたので、その日のうちに根管治療を終わらせてしまいました。

 

次に来院されたときには、まったく痛みがなく、ファイバーコアをしています。

 

ただ、最終的な歯ジルコニアボンドの歯型取りの際にやはり12歳臼歯との間の歯の縁の部分がかなり歯ぐきの深い部分にあり、レーザーで歯ぐきを蒸散し外側から穴を再度ふさいで再度形成を行っています。

 

治療後の歯を見るとまったくそういった状態がわからないですよね。

 

これが、精度の高い治療、ジルコニアボンドの長所なんですね。


[更新日時] 2015年9月25日 ★ category : ▼治療別, 審美歯科, 歯周病, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


審美歯科・失活歯・成人


▼治療別 ホワイトニング 審美歯科 虫歯治療



これは、ラミネートベニアと言いましてほとんどの場合、前歯の色合いがホワイ

トニングなどによってもどうしても色調をご本人の要望の色にはならないとき、あるいは形態をきれいに、歯並びを少しきれいにしたいときに行う方法です。

この方の場合は、この前歯2本は以前神経の治療をされていて、隣の歯との間のところもレジン充填で治療されています。

レジンの色は、やはり期間が立つと変色が起こりますし、神経の治療をした歯ではこのように色が染み込んだようになって見た目がよろしくありません。

 

歯を内部から漂白する方法もあるにはあるのですが、残念なことにやればやるほど歯質がもろくなってしまうという欠点があります。

そして、漂白してもまた、期間が立つと色がもどってしまうんですね。

 

この方は、歯がもろくなるのが嫌ということでこのラミネートベニアという処置方法を選択されました。


[更新日時] 2015年6月15日 ★ category : ▼治療別, ホワイトニング, 審美歯科, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


セレックによるワンデイトリートメントについて


審美歯科 虫歯治療



セレックによる治療は、以前からなんどもお話していますが、良くないです。

とにかく精度が低いです。

歯型を整えるときにマイクロスコープを使用しているなら話は別ですが、歯科医師がかけるメガネタイプの顕微鏡?というよりルーペと言いますが、せいぜいルーペのレベルは、10倍が限度ですね。

おそらく10倍のルーペを使っている先生はいないでしょう。

マイクロスコープでは、24倍です。まったく異次元です。

というより、24倍で形成していないと本当の意味で形成した縁の部分はきれいにできていません。

もし、肉眼で形成した歯をセレックのスキャナーでスキャンしているなら、相当に精度は低いです。

オールアバウトの質問でも、セレックによるワンデイトリートメントで相当嫌な思いをしたという方をたくさん見かけます。

フロスが引っ掛かりますねよ。

それだけ段差があるということです。これで治療と言えますか?

それなりのお金がかかっているはずですが、それでいい方はいいと思いますが、私のところでは、ワンデイではありませんが、24倍に拡大した状態でも段差がわからないレベルですよ。

この違いによる結果は、実感しなければわかりません。

 

先日も、何か所も歯科を回られた方が、当院でのマイクロエンドの治療を受けられておっしゃった言葉が、「異次元ですね。以前の病院がどれだけ適当だったかわかりました。」と言っていただけました。


[更新日時] 2015年6月8日 ★ category : 審美歯科, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


虫歯治療・成人・歯牙移植


▼治療別 虫歯治療



この方は、右上の7番目の歯の虫歯がご本人が思っておられる以上に進行しており、抜歯せざるを得ない状況でした。

通常抜歯となると、まず第一に考えるのは、その後をどうするかですよね。

 

通常ならブリッジです。いわゆる橋をかけるということですよね。手前の歯と奥の歯を削ってそこに橋をかけるように技工士さんに歯をつくってもらうわけです。

ですが、このブリッジは、もともと3本あるところを2本で支えるわけですよね。でもどうして歯が悪くなったのかと考えると3本あったうちのひとつがなんらかの原因で虫歯になりだめになったわけですよね。

そこを2本でささえるということはおのずと以前よりも悪い状態になるということは容易に想像できるわけですね。

統計データでは、ブリッジの平均耐用年数は7年です。

これを繰り返すうちにその奥のはがまずだめになりますよね。

だから、最近では、「インプラントという選択肢が最良ですよ」なんて言っている歯科医がいるわけです。

私は冗談じゃないと思います。

移植という選択肢があるのになんでインプラントなんですか。絶対自分の歯のほうがいいに決まっています。

移植する歯がないのなら私もインプラントを勧めますよ。ですが、インプラントはやはり人体にとって異物です。しかも金属製がほとんどです。

ならば、自分の歯が一番いいですよね。

ということでこのかたも移植を第一選択としてお勧めしましたが、実は、このかたの場合、移植をするには、抜きべき7番目の歯を支えている骨がすくなく、移植をそのまますると鼻腔と言って空気をろ過する鼻の穴の奥にある空洞につっぽがしてしまうことが事前の検査でわかりました。

 

ですから、このかたの場合、インプラントを埋め込む手術の技術を応用して、まず7番目の歯を抜いた後に人工の骨を埋め込み鼻の空洞を押し上げた上で、そこに抜歯した親知らずを移植しました。

 

通常なら、ここまではしないんでしょうが、私のところではちょくちょく行う処置ですね。

 

だって、せっかく親知らずがあるのならブリッジにしたりして歯の寿命や歯列全体の寿命を短くするよりいいじゃないですか。


[更新日時] 2015年5月31日 ★ category : ▼治療別, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)


審美歯科・歯周外科治療


▼治療別 審美歯科 歯周病 虫歯治療



この方は、初診時の写真を見ていただけるとわかると思いますが、右側の糸切り歯の歯ぐきの位置がかなり高く、他の歯も歯ぐきの高さ、歯の大きさがまちまちでこれをどうにかしたいということでご来院いただきました。

初診時の2枚目の写真をよく見ていただくと、右上は、側切歯が欠損していますが、左上は側切歯と犬歯が欠損しておられ、もともと歯の前後的な位置も違うということがわかると思います。

さらにご本人としては、この状況で右の犬歯の突出感が気になるということでそれをなんとかしてほしいということでした。右のほうが1本多いわけですから右側のほうが突出するのは当然ですが、右の歯の抜歯などはせずにそのままの状況で突出を改善してほしいというなんとも難しい課題がありました。

最初の段階で糸切り歯の歯ぐきの位置を合わせることも困難だと思われましたが、さらにこの糸切り歯の前後的な配置までということでかなり多難であることは最初からわかっていましたが、なるだけご要望にお答えしますということで治療に取り掛かりました。

まずは、仮歯に変えてみて歯のサイズの変更などでどのくらい対応できるのか、そして歯ぐきの移植や歯ぐきの足し算、引き算をしてどのくらいの勝算があるか現実的なところを探るために仮歯を修正していきました。

そして、2回にわけて歯ぐきの移植と歯ぐきの位置の修正を行いました。そこから、歯ぐきの熟成を待ちながら、仮歯の形態を修正に次ぐ修正を行いました。

それで最終的にご本人が受け入れられる形態を模索し終わったところで念のため根っこの治療をもう一度やり直し、土台を作成しました。

そして、技工所に依頼して、最終的な歯の形に近ずけた最終的な仮歯を入れてご本人に確認していただきながら最終的な歯ぐきの熟成を待ちました。

そして、その仮歯のイメージを正確に技工所に伝えて作成してもらいました。

最終的な歯は写真の最後の2枚ですが、最後から2枚目の写真は装着直後です。このときはまだ、右上の歯ぐきとかぶせはとの間にはわずかに隙間がありますが、一番最後の写真では、その隙間が埋まってきています。

これは、かぶせさせていただいた歯の素材が、ジルコニアボンドであるため、歯ぐきとの親和性が非常に高いためにゆっくり歯ぐきがかぶせ歯に寄り添うようになっていきます。

 

審美歯科というととにかく歯を白いものに置き換えるものと勘違いしている歯科医師がたくさんいますね。

これは審美歯科ではなく、ただ単に歯を入れ替えるだけですから誰にでもできます。

歯科医師1年目のドクターでもまったく何にも問題ありませんよね。

 

そうではなくて審美歯科というのは、こう言った歯ぐきの足し算や引き算、そして噛み合わせまでしっかり調整した歯を入れたりすることなのです。


[更新日時] 2015年5月30日 ★ category : ▼治療別, 審美歯科, 歯周病, 虫歯治療 ★ author : Dr.堀内晃 (72)




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